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男子校だけど!姫がいます!
第5章 Lovin ' You
朝になり目覚めるクーちゃん。
スマホにココアからメールが来ている。

「ゴメン今日休む」

と簡単なメール。受信時間は3:45。

こんな早朝にメールを送るのも変だし、普段のメールはもっと顔文字が多い。

「ココア大丈夫か?」

と返信した…そして制服に着替えはじめる。
いつもならすぐココアからの返信があるのだが、いつまで経ってもスマホに着信はない。

(おかしいな〜?)

と思っているうちに着替えが終わった。
部屋の外から夏美の声がする。

「邦彦!起きた?今日はココアちゃんまだみたいだね」

ココアは毎日、クーちゃんの家に来て朝食を食べている。
だが今日はいつもの時間になっても来ない。
クーちゃんは部屋を出てリビングに行く。

「どうしたのかしらココアちゃん….事故とかに遭ってないといいのだけどね…」

夏美も不審に思う。

「ココアからメール来てたよ…今日休むってさ…」

「そんなんだ…体の具合でも悪いのかな?」

心配はクーちゃんも一緒だ。
昨日までなんともなかったのに…
不安を抱きつつルイガノで登校する。





朝の教室。一人で来たクーちゃんにみんな不思議がる。
ざわめくクラスメイト。

「おい岡部!ココアはどうした?」

と一人のクラスメイトが質問した途端に、教室のドアが開き大垣先生が入って来た。一斉に席に着く生徒達。
一連の朝のホームルームが終わると先生が一言添えた。

「今日は猪狩は休みだ。先生が電話したら具合が悪いそうだ」

先生の言葉にクラス中どよめく

「珍しいなアイツが休むなんて…」

そんな話が飛び交う。





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