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男子校だけど!姫がいます!
第6章 男子校のメイドカフェ
クラスメイトはスマホ等を取り出し撮影している。
門脇もなんだかんだ言ってココアのメイド姿に、我を失い教室の片隅で半魚人みたいな像に祈りを捧げている。
…なんの宗教だか分からない。
数々のカメラに向けてポーズを決めるココア…すっかり有名コスプレイヤー並みになっている。
「ちぇ!」
クーちゃんは不機嫌だ。
(なんだよココア…みんなにシッポ振りやがって…)
「はい!はい!撮影終わり!これから他の役割を決めるぞ!」
いつの間にか正気になった門脇がクラスを仕切る。
そしてコーヒーを淹れる係り… 給仕の係り等どんどん決まって行った。
「さて次は営業担当は岡部 邦彦君にしたいと思うが、みんなどうだ?」
クラス一同の賛成の声。
「ちょっ!待て…何だよ営業って?」
「サンドイッチマンになってもらう」
メガネがキラリと光る門脇。
「お笑いコンビかよ!」
「変なボケをするな!岡部君には体に看板を付けて客引きをしてもらう。因みにお前に拒否権は無い!」
「何でだよ!」
「普段からお前とココア君がイチャイチャしているのに
学園祭までイチャイチされたらイラつくからな!」
既にクーちゃんとココアのカップルはカップル学園内で知れ渡っている。
今の門脇の言葉は一個人ではなく多数の生徒達の意見に思えた。
「そうだーそうだー!学園祭の時くらいココアをオレ達のアイドルにさせろ〜」
クラス中が騒ぎ出す。
「因みにお前が拒否したり職務放棄をしたら…『ドキっ!男一人の水泳大会!ポロリもあるよ』としてみんなでお前をプールにたたき落とすから!そのつもりで…」
クラス一同は拍手喝采。
クーちゃんは何も言えなかった。
門脇もなんだかんだ言ってココアのメイド姿に、我を失い教室の片隅で半魚人みたいな像に祈りを捧げている。
…なんの宗教だか分からない。
数々のカメラに向けてポーズを決めるココア…すっかり有名コスプレイヤー並みになっている。
「ちぇ!」
クーちゃんは不機嫌だ。
(なんだよココア…みんなにシッポ振りやがって…)
「はい!はい!撮影終わり!これから他の役割を決めるぞ!」
いつの間にか正気になった門脇がクラスを仕切る。
そしてコーヒーを淹れる係り… 給仕の係り等どんどん決まって行った。
「さて次は営業担当は岡部 邦彦君にしたいと思うが、みんなどうだ?」
クラス一同の賛成の声。
「ちょっ!待て…何だよ営業って?」
「サンドイッチマンになってもらう」
メガネがキラリと光る門脇。
「お笑いコンビかよ!」
「変なボケをするな!岡部君には体に看板を付けて客引きをしてもらう。因みにお前に拒否権は無い!」
「何でだよ!」
「普段からお前とココア君がイチャイチャしているのに
学園祭までイチャイチされたらイラつくからな!」
既にクーちゃんとココアのカップルはカップル学園内で知れ渡っている。
今の門脇の言葉は一個人ではなく多数の生徒達の意見に思えた。
「そうだーそうだー!学園祭の時くらいココアをオレ達のアイドルにさせろ〜」
クラス中が騒ぎ出す。
「因みにお前が拒否したり職務放棄をしたら…『ドキっ!男一人の水泳大会!ポロリもあるよ』としてみんなでお前をプールにたたき落とすから!そのつもりで…」
クラス一同は拍手喝采。
クーちゃんは何も言えなかった。