この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
男子校だけど!姫がいます!
第6章 男子校のメイドカフェ
クラスメイトはスマホ等を取り出し撮影している。

門脇もなんだかんだ言ってココアのメイド姿に、我を失い教室の片隅で半魚人みたいな像に祈りを捧げている。

…なんの宗教だか分からない。

数々のカメラに向けてポーズを決めるココア…すっかり有名コスプレイヤー並みになっている。

「ちぇ!」
クーちゃんは不機嫌だ。

(なんだよココア…みんなにシッポ振りやがって…)

「はい!はい!撮影終わり!これから他の役割を決めるぞ!」

いつの間にか正気になった門脇がクラスを仕切る。

そしてコーヒーを淹れる係り… 給仕の係り等どんどん決まって行った。

「さて次は営業担当は岡部 邦彦君にしたいと思うが、みんなどうだ?」

クラス一同の賛成の声。

「ちょっ!待て…何だよ営業って?」

「サンドイッチマンになってもらう」

メガネがキラリと光る門脇。

「お笑いコンビかよ!」

「変なボケをするな!岡部君には体に看板を付けて客引きをしてもらう。因みにお前に拒否権は無い!」

「何でだよ!」

「普段からお前とココア君がイチャイチャしているのに
学園祭までイチャイチされたらイラつくからな!」

既にクーちゃんとココアのカップルはカップル学園内で知れ渡っている。

今の門脇の言葉は一個人ではなく多数の生徒達の意見に思えた。

「そうだーそうだー!学園祭の時くらいココアをオレ達のアイドルにさせろ〜」

クラス中が騒ぎ出す。

「因みにお前が拒否したり職務放棄をしたら…『ドキっ!男一人の水泳大会!ポロリもあるよ』としてみんなでお前をプールにたたき落とすから!そのつもりで…」

クラス一同は拍手喝采。
クーちゃんは何も言えなかった。
/172ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ