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男子校だけど!姫がいます!
第6章 男子校のメイドカフェ
「うわっ!押さないで」

「お客様ぁ〜落ち着いて並んで下さい〜」

伝言ゲームの様にココアの評判が連鎖してお昼を待たずに2年A組は大量のお客さんで大混乱になっている。

もはやカフェは他の生徒が運営し、教室の中はココアの撮影会と化していた。

次々に訪れる客にアキバ的なポーズで写真に応じたり、記念撮影に応じたりとすっかりコスプレイベントだ。
客寄せのはずのクーちゃんは…

「列はこちらが最後尾になってますーこちらにお並び下さーい!」

すっかり…廊下でお客さんの誘導係りになっている。




そして三時間経過…




(うーーーおしっこしたいよ…)

流石に我慢の限界が来た。
モジモジしているココアに気がつき、門脇が廊下からクーちゃんを呼んで来た。

始めて見る教室の混乱ぶりに驚く。
ココアを中心に幾重にも人の輪が広がっている。

「うわ〜〜〜なんだよ〜これ〜」
そう思うのも束の間…

「クーちゃん!クーちゃん!クーちゃん〜〜〜!」

人の頭の間からココアの顔がチラチラ見える。
自分の彼女(?)だ。一目でココアの状態が分かる。

(ヤバいなココア…テンパってるな…)

クーちゃんは人ゴミをかき分けてココアの側にいく。

「あっ!クーちゃん!」

クーちゃんの を見つけて、顔がほころぶココア。

(ココアはおしっこ…ヤバいの)

すぐに耳打ちするココア。

クーちゃんは笑ってココアを見る。
そして ココアの前に立ち両手を広げこう言う。

「スミマセンお客さん!これからカフェのメイドは休憩に入ります!!
スミマセンが13:00からメイドが戻りますのでそれまでお待ち下さい!」

深々と頭を下げた。
そして速攻でココアをお姫様抱っこして教室を後にした。


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