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男子校だけど!姫がいます!
第6章 男子校のメイドカフェ
「クーちゃんご主人様ぁ〜コーヒーが入りました!」
背中越しにクーちゃんに声をかけるココア。
正直クーちゃんはコーヒーに舌が肥えているので、ちょっとやそっとのコーヒーでは
「美味い」
と言わない。
ココアが淹れたコーヒーは豊かな香りを出しているが、クーちゃんは特に興味を示さず、ココアが持ってきたマグカップを無粋に受け取り一口飲む。
「…ん?…んんん…美味い…何だこのミルクとコーヒーのバランスの絶妙さは!」
驚いてクーちゃんが振り向くと、ココアは胸にトレイを抱いて、はにかんだ笑顔をしている。
「言ったでしょクーちゃん。美味しくコーヒーを淹れられたら一番先にクーちゃんに飲んでもらいたいって」
思わずピースサインが出るココア。
「ココアの願いが叶ったよ!」
「うぉ〜俺らもそのコーヒー飲みてー」
その一言から、クラスメイト達はココアが淹れたコーヒーの残りを巡って凄まじいバトルが始まった。
何人もの生徒がドタバタバトルしている。
昇龍拳とか出そうだ。
「ココア….あれじゃあ、お前が飲むコーヒーが残らないじゃないか!」
呆れ顔でクラスメイト達の理不尽バトルを見ている。
「大丈夫だよクーちゃん!」
チュ!
クーちゃんの唇にキスするココア。
「コーヒーよりキスの方がいいよ!」
ココアは抱きつき笑った。
「第63回信達学園祭は現時刻で終了になりました。生徒の皆様お疲れ様でした。」
校内放送で学際終了を告げるアナウンスが流れた。
色々あった学園祭。
クラス中、拍手と歓声に包まれた。
学園祭の撤収は18:00近くまでかかった。
一斉に生徒達は帰り支度になる。
ココアもメイド服から普通に…正確には普通ではないのたが女子制服に着替えるためにセントラルドグマで着替える。
それから自転車置き場でクーちゃんと待ち合わせて一緒に帰るつもりだ。
着替えを終えて制服姿で更衣室から出ると桐田が立っていた。
背中越しにクーちゃんに声をかけるココア。
正直クーちゃんはコーヒーに舌が肥えているので、ちょっとやそっとのコーヒーでは
「美味い」
と言わない。
ココアが淹れたコーヒーは豊かな香りを出しているが、クーちゃんは特に興味を示さず、ココアが持ってきたマグカップを無粋に受け取り一口飲む。
「…ん?…んんん…美味い…何だこのミルクとコーヒーのバランスの絶妙さは!」
驚いてクーちゃんが振り向くと、ココアは胸にトレイを抱いて、はにかんだ笑顔をしている。
「言ったでしょクーちゃん。美味しくコーヒーを淹れられたら一番先にクーちゃんに飲んでもらいたいって」
思わずピースサインが出るココア。
「ココアの願いが叶ったよ!」
「うぉ〜俺らもそのコーヒー飲みてー」
その一言から、クラスメイト達はココアが淹れたコーヒーの残りを巡って凄まじいバトルが始まった。
何人もの生徒がドタバタバトルしている。
昇龍拳とか出そうだ。
「ココア….あれじゃあ、お前が飲むコーヒーが残らないじゃないか!」
呆れ顔でクラスメイト達の理不尽バトルを見ている。
「大丈夫だよクーちゃん!」
チュ!
クーちゃんの唇にキスするココア。
「コーヒーよりキスの方がいいよ!」
ココアは抱きつき笑った。
「第63回信達学園祭は現時刻で終了になりました。生徒の皆様お疲れ様でした。」
校内放送で学際終了を告げるアナウンスが流れた。
色々あった学園祭。
クラス中、拍手と歓声に包まれた。
学園祭の撤収は18:00近くまでかかった。
一斉に生徒達は帰り支度になる。
ココアもメイド服から普通に…正確には普通ではないのたが女子制服に着替えるためにセントラルドグマで着替える。
それから自転車置き場でクーちゃんと待ち合わせて一緒に帰るつもりだ。
着替えを終えて制服姿で更衣室から出ると桐田が立っていた。