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男子校だけど!姫がいます!
第7章 Calling You
「ココアは左だ!俺は右だ」
「わかった!」
二人は身構える。
一気に距離を詰める桐田。
「今だ!」
でぃぁぁぁぁぁぁ〜!!
二人のWキックを桐田に放つ。
だかヒットする直前に桐田はバックステップでクリティカルヒットを逃れた。
それは蹴りを繰り出したクーちゃん自身も手応えの無さを感じた。
「甘いな!」
二人の攻撃も余裕で弾いた桐田。
「クソー!ココア逃げるぞ!」
クーちゃんはココアの手を引いて薮の中を走り出す。
ガサガサガサッ
無我夢中で走る。薮の草木が強い抵抗になる。
二人共、体力の限界だった。
だが急に抵抗が無くなる。
薮を抜け幅が広い舗装路に出てしまった。
身を隠す場所が無い。
動揺する二人の所へ桐田が追いついて来た。
また両手をポケットに入れ威嚇するように言う。
「いい加減に手間取らすなよお前ら!」
かなりキレた物の言い方だ。
クーちゃんが身構えココアが背中に隠れる。
(コイツはケンカ強い…勝てるかどうか分かんねぇけど…やるしかねぇな…)
背水の陣で覚悟を決めるクーちゃん。
「バカが!ガキはオレに勝てねぇんだよ!なんならお前のケツも掘ってやるか…あん?」
ジリジリっと間合いを詰める桐田…
「わかった!」
二人は身構える。
一気に距離を詰める桐田。
「今だ!」
でぃぁぁぁぁぁぁ〜!!
二人のWキックを桐田に放つ。
だかヒットする直前に桐田はバックステップでクリティカルヒットを逃れた。
それは蹴りを繰り出したクーちゃん自身も手応えの無さを感じた。
「甘いな!」
二人の攻撃も余裕で弾いた桐田。
「クソー!ココア逃げるぞ!」
クーちゃんはココアの手を引いて薮の中を走り出す。
ガサガサガサッ
無我夢中で走る。薮の草木が強い抵抗になる。
二人共、体力の限界だった。
だが急に抵抗が無くなる。
薮を抜け幅が広い舗装路に出てしまった。
身を隠す場所が無い。
動揺する二人の所へ桐田が追いついて来た。
また両手をポケットに入れ威嚇するように言う。
「いい加減に手間取らすなよお前ら!」
かなりキレた物の言い方だ。
クーちゃんが身構えココアが背中に隠れる。
(コイツはケンカ強い…勝てるかどうか分かんねぇけど…やるしかねぇな…)
背水の陣で覚悟を決めるクーちゃん。
「バカが!ガキはオレに勝てねぇんだよ!なんならお前のケツも掘ってやるか…あん?」
ジリジリっと間合いを詰める桐田…