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男子校だけど!姫がいます!
第2章 今日からおれは…………(汗)
「そうねー私の目立てだけど、ココアちゃんにはピンクが似合いそうね!」

「分かりました!ピンクですね!サイズ大丈夫かな?」

「っておい!なに通販のホムペを見てんだよ!」

またもクーちゃんのツッコミ!


ドドドドドドドド…


またオートバイの音がする。
窓から外を見ると社宅の玄関近くで、原付に乗ったままエンジンも切らずに、電話しているヤツがいる。

(何してんだコイツは?)

流石にクーちゃんもその事を、不審に思い夏美とココアに言おうと二人を見ると!

「えーと…ココアちゃんのバストは…」

「あーん…お母さん様…クーちゃんのいる所でサイズ言わないで下さいよ!」

夏美はメジャーでココアのバストを測っていた。

「って!なに買う気まんまんなんだよ!!」
クーちゃん全力のツッコミ!

(やばい…明日にでも、コイツはメイド服を着てくる勢いだ!)

「クーちゃんご主人様!コーヒーが入りましたよ!エヘッ!」

と、ピンクのメイド服を着たココアを想像してしまった。

(あっ!悪くないかも…)

そう思った。もう一度 メイド服ココアを想像してみる。

「クーちゃんご主人様!」

メイド服で振り向き、ニッコリ笑うココア…

だが手にプラカードを持っている。
プラカードにはこう書いてある。


「私は男です!」


はっ!想像の世界から帰還したクーちゃん。

(いい訳ないじゃないかーどうした俺⁈しっかりしろー)

自己嫌悪で頭を抱える…




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