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男子校だけど!姫がいます!
第2章 今日からおれは…………(汗)
バババババーン!

社宅の玄関あたりで、オートバイの爆音がした。
驚いてクーちゃんとココアが外を見る。

窓の下でオートバイや原付に乗ったヤツが数人集まっている。全員がクーちゃんと同じ学校の制服だ。

「なんだよ!コイツら」

そう言った瞬間に一番に体格が大きい生徒が、窓際にココアがいる事を見つけ、下品な笑い顔になる。

「またですか〜!困ったヤツですね…」

表情を曇らせながらココアが言う。

「ゴメン!クーちゃん。あいつらと話をしてくる!」

いきなり部屋から、出ようとするココア。

「待てココア!俺も行く!」

凶悪な空気を感じてクーちゃんもついていく。






コツ….コツ….コツ階段を降りながら、クーちゃんがココアにあの生徒達の事を聞く。

「あいつらは見ての通り、ウチの学校の暴走族グループだよ!」

初めて見るココアの怒る顔。

「そのリーダーの村滝ってヤツが私に告白したの」

「えっ!あいつらホモなの?」

「違うと思う…」

悲しい顔でココアが言う。

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