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男子校だけど!姫がいます!
第3章 さらば愛しきラーメン
クーちゃんは起き上がり門脇の顔を見る。

「えーと…学級委員長の…」

必死に名前を思い出すクーちゃん。

「門脇だ!よろしくな」

右手を差し出して握手した。

「なんですか〜門脇君!何しに来たのですか?」

ラブラブタイムを邪魔され露骨にいやな顔をするココア。

(ふふふ…この門脇 優の大恋愛作戦…今日の友は明日の敵作戦…)

二人に近づきクーちゃんを蹴落とし、見頃ココアのハートを射止める気だ。

「いやーなに…学級委員長として転校してきたばかりの、岡部君のサポートをしようかと思って来たのだよ!」

「クーちゃんのサポートはココアで充分です!ぶー」

「いや!お前ではかなり不安だ!」
クーちゃんが水を差す。

「何でよ〜」

「いきなり俺のパンツを下げたりするヤツに、サポートを任せたくねーよ!」

(何っっっっ!何だとぉぉぉぉぉ!…オレも!オレもパンツを下げられたい…)

門脇の妄想はなんか変だ。
そんな妄想から気を取り直す門脇。
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