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男子校だけど!姫がいます!
第3章 さらば愛しきラーメン
何も声を掛けずにただ車両の揺れに身を任せている。

(あっそうだ!忘れないうちに…)

クーちゃんはスマホで一通のメールを書いて送信した。







すると車両の連絡のドアが開いて二両目から門脇がやって来た。

「あれ….なんで?」

「眠れる国のココア姫か…」

別人のような冷酷な門脇の表情。

「この俺が直々に許可してやる。このオカマはお前が好きにしていいぞ…」

「何を言ってんだお前?」

一触即発もありそうな感じだ。

「せいぜい飽きるまでたっぷり可愛いがってやりなよ!」

そう言ってまた二両目の車両に戻る。車両のドアを激しく閉めた。

(なんだよアイツは…?)
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