この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
男子校だけど!姫がいます!
第3章 さらば愛しきラーメン
出発したF駅に着いた頃には日が暮れていた。
明日は月曜日だ…

みんな早めに帰宅し駅前は閑散としていた。
駅から出る。
カツカツ…やけにココアの靴音が響く。しばらく歩いた。



「あのさ…」

「クーちゃん実は…」

二人同時に声を上げた。

「あっ…」

「いいよ…クーちゃんから話して」

それではとクーちゃんから話す。

「お前が寝ていた間に門脇のヤツが来て、訳わかんねー話しをしたからさ…なんだろうと思ってさ」


ドクンっ!とココアの胸が痛む



ココアは立ち止まる。

「それはね…ココアが門脇君に、クーちゃんの彼氏志願だ!って正直に言ったの…」

「そうか…」

クーちゃん自身も薄々気付いていた。
門脇のライバル心を。

「そうしたら…門脇君はあんなに怒っちゃって…」
やっと門脇が言いたい事を理解した。

「あっ!」

ココアが一つの事を想像した。

「どうした?」

見る見るココアの顔が青ざめる。


「だって門脇君だよ!学級委員だよ!みんなでココアに失恋した腹いせに、クーちゃんに復讐して来たらどうしよう…」

「無いだろうそんな事…」

「分からないよーそんなの!」


/172ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ