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男子校だけど!姫がいます!
第3章 さらば愛しきラーメン
出発したF駅に着いた頃には日が暮れていた。
明日は月曜日だ…
みんな早めに帰宅し駅前は閑散としていた。
駅から出る。
カツカツ…やけにココアの靴音が響く。しばらく歩いた。
「あのさ…」
「クーちゃん実は…」
二人同時に声を上げた。
「あっ…」
「いいよ…クーちゃんから話して」
それではとクーちゃんから話す。
「お前が寝ていた間に門脇のヤツが来て、訳わかんねー話しをしたからさ…なんだろうと思ってさ」
ドクンっ!とココアの胸が痛む
ココアは立ち止まる。
「それはね…ココアが門脇君に、クーちゃんの彼氏志願だ!って正直に言ったの…」
「そうか…」
クーちゃん自身も薄々気付いていた。
門脇のライバル心を。
「そうしたら…門脇君はあんなに怒っちゃって…」
やっと門脇が言いたい事を理解した。
「あっ!」
ココアが一つの事を想像した。
「どうした?」
見る見るココアの顔が青ざめる。
「だって門脇君だよ!学級委員だよ!みんなでココアに失恋した腹いせに、クーちゃんに復讐して来たらどうしよう…」
「無いだろうそんな事…」
「分からないよーそんなの!」
明日は月曜日だ…
みんな早めに帰宅し駅前は閑散としていた。
駅から出る。
カツカツ…やけにココアの靴音が響く。しばらく歩いた。
「あのさ…」
「クーちゃん実は…」
二人同時に声を上げた。
「あっ…」
「いいよ…クーちゃんから話して」
それではとクーちゃんから話す。
「お前が寝ていた間に門脇のヤツが来て、訳わかんねー話しをしたからさ…なんだろうと思ってさ」
ドクンっ!とココアの胸が痛む
ココアは立ち止まる。
「それはね…ココアが門脇君に、クーちゃんの彼氏志願だ!って正直に言ったの…」
「そうか…」
クーちゃん自身も薄々気付いていた。
門脇のライバル心を。
「そうしたら…門脇君はあんなに怒っちゃって…」
やっと門脇が言いたい事を理解した。
「あっ!」
ココアが一つの事を想像した。
「どうした?」
見る見るココアの顔が青ざめる。
「だって門脇君だよ!学級委員だよ!みんなでココアに失恋した腹いせに、クーちゃんに復讐して来たらどうしよう…」
「無いだろうそんな事…」
「分からないよーそんなの!」