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男子校だけど!姫がいます!
第3章 さらば愛しきラーメン
動揺が激しい。
「どうしよう!どうしよう!ココアなんか悪口言われても…殺されても構わないのに…クーちゃんに酷い事があったらどうしよう…」
「バカにすんな!自分の事ぐらい自分で守る。」
「でもクーちゃん!ココアがクーちゃんに彼氏になって下さい…なんて言ったから…それがきっかけでクーちゃんがイジメられたりしたら…どうしよう」
「俺がイジメられるって誰が決めたんだ?」
「みんな…みんな…ココアのせいだ…」
クーちゃんの言葉が耳に届かなくなっている。
「グスッ…ゴメンナサイ…ゴメンナサイ…」
「来いよ!」
瞳から涙を流しているココアの手を引き、歩き出すクーちゃん。
行くあてなど無い。ただこの場を離れたかった。
「どうしよう!どうしよう!ココアなんか悪口言われても…殺されても構わないのに…クーちゃんに酷い事があったらどうしよう…」
「バカにすんな!自分の事ぐらい自分で守る。」
「でもクーちゃん!ココアがクーちゃんに彼氏になって下さい…なんて言ったから…それがきっかけでクーちゃんがイジメられたりしたら…どうしよう」
「俺がイジメられるって誰が決めたんだ?」
「みんな…みんな…ココアのせいだ…」
クーちゃんの言葉が耳に届かなくなっている。
「グスッ…ゴメンナサイ…ゴメンナサイ…」
「来いよ!」
瞳から涙を流しているココアの手を引き、歩き出すクーちゃん。
行くあてなど無い。ただこの場を離れたかった。