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第3章 さらば愛しきラーメン

唇を重ねた。


んん…んん…


この前の一瞬だけのキスと違い唇を離そうとしない。

(コイツの唇ってこんなに美味しいのか…)

そう思うといつまでも離したくない。

ココアもそうだった…
彼に口づけされ弄られる事に、快楽を感じた。

(クーちゃんにこんな事されている…気持ちいいよ…)


チュ…チュ…チュ…


長い間重なっていた唇が離れた。

「ハァハァハァハァハァハァ…クーちゃん…今のすごかった。すごくドキドキしてる」

「俺もだ…こんだけキスしたんだ…だからさ…」
一旦息を整えるクーちゃん。

「俺はココアの彼氏だな…」

今の言葉にまた瞳が潤む。
「うん…ありがとう….クーちゃん…初めてココアって呼んでくれたね…ありがとう…クーちゃん大好き！」
また強く抱き合う。

密着した体は固まるペニスの存在を知らせた。

「あっ…」

お互い顔を見て照れる。