この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
男子校だけど!姫がいます!
第4章 闇の中…そして
F県に移ってネグレクト(育児放棄)は酷くなった。
担当になった同居人は年配の女性。
正確には同居人ではない。
時々アパートに来て食品や生活品の補充などをするだけでアパートの部屋の玄関から先に入る事もなかった。
その時に決まって言う言葉…
「アンタ頭がおかしいのでしょ!でも自殺なんてしないでね。私の稼ぎが無くなるから…」
源一郎の存在は街の中に吹く希薄な風のようだ。
誰も足を踏み入れない小さく古いアパートの世界。
次第に生活の全てを自分でするようになる。
食生活は乱れ、部屋は乱雑し不潔を極めた。
そんな日々を過ごし源一郎は中学生になった。
気がつけば年配の女性は全くアパートに来る事なくなり
、口座に生活費が振り込まれるだけになった。
当時の源一郎には分からなかったが振り込まれる金額は多い方だった。
家賃は勝手に先方が大家に払っていて、それ以外の事を振り込まれた金で賄っていた。
中学になり携帯電話を契約した。
担当になった同居人は年配の女性。
正確には同居人ではない。
時々アパートに来て食品や生活品の補充などをするだけでアパートの部屋の玄関から先に入る事もなかった。
その時に決まって言う言葉…
「アンタ頭がおかしいのでしょ!でも自殺なんてしないでね。私の稼ぎが無くなるから…」
源一郎の存在は街の中に吹く希薄な風のようだ。
誰も足を踏み入れない小さく古いアパートの世界。
次第に生活の全てを自分でするようになる。
食生活は乱れ、部屋は乱雑し不潔を極めた。
そんな日々を過ごし源一郎は中学生になった。
気がつけば年配の女性は全くアパートに来る事なくなり
、口座に生活費が振り込まれるだけになった。
当時の源一郎には分からなかったが振り込まれる金額は多い方だった。
家賃は勝手に先方が大家に払っていて、それ以外の事を振り込まれた金で賄っていた。
中学になり携帯電話を契約した。