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男子校だけど!姫がいます!
第4章 闇の中…そして
広い国道に出た。
少し走ると左折した。
入ったのはファミレス。
「とりま…メシにするべ…」
彼のマイペースに振り回され、戸惑ってばかりのココア。
ファミレスは一階が駐車場で二階が店舗の作り。
シンはづかづかと階段を登る。
恐る恐る階段を登るココア。
すごく遅れてしまった…それを見つけてシンが戻る。
「何してん?手間を取らすな!」
そう言いココアの尻を叩いた。
ビシッ!狭い階段で乾いた音が大きく響く。
「いやっ!」
痛みに耐える…快楽はなかった。
暴力の恐怖しかなかった。
シンは手を離さずに円を描いて尻を撫でた。
「ふん…この顔でもケツは男だな…」
(嫌です。この手を離して下さい…)
ココアは恐怖で感情を口から出せずにいた。
店の席に着いた。ココアの意思は聞かず喫煙席だ。
「まだ学生だがファミレスくらいは奢れるぜ…心配なんかすんな…好きなモン頼め」
そうなのだがこの上から目線の物の言い方と、今までの不快で食欲が出て来ない。
「あの…この…パフェでいいです。」
外食の経験が少ないうえに、この張り詰めた空気で声が震える。
捕まえられた子ウサギのようだ。
少し走ると左折した。
入ったのはファミレス。
「とりま…メシにするべ…」
彼のマイペースに振り回され、戸惑ってばかりのココア。
ファミレスは一階が駐車場で二階が店舗の作り。
シンはづかづかと階段を登る。
恐る恐る階段を登るココア。
すごく遅れてしまった…それを見つけてシンが戻る。
「何してん?手間を取らすな!」
そう言いココアの尻を叩いた。
ビシッ!狭い階段で乾いた音が大きく響く。
「いやっ!」
痛みに耐える…快楽はなかった。
暴力の恐怖しかなかった。
シンは手を離さずに円を描いて尻を撫でた。
「ふん…この顔でもケツは男だな…」
(嫌です。この手を離して下さい…)
ココアは恐怖で感情を口から出せずにいた。
店の席に着いた。ココアの意思は聞かず喫煙席だ。
「まだ学生だがファミレスくらいは奢れるぜ…心配なんかすんな…好きなモン頼め」
そうなのだがこの上から目線の物の言い方と、今までの不快で食欲が出て来ない。
「あの…この…パフェでいいです。」
外食の経験が少ないうえに、この張り詰めた空気で声が震える。
捕まえられた子ウサギのようだ。