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碧の島
第7章 不器用な優しさ
俊也side
アイツ今日も何か作ったかな?
いい加減店で出せる料理を考案しろって言いたい・・・今日この頃。
昼休憩にアイツの店に行くのは毎日恒例行事のようだ。
ハーフパンツのポケットに手を突っ込み軽い足取りで事務所の裏の近道階段を上がると・・・・・。
直ぐ長屋。
今週中に1つでもメニュー決まらなかったらアイツのケツ引っ叩いてやろうか????
長屋の前を歩き店の窓ガラスから中を覗く・・・・。
ん~・・・・。
料理を作った気配なし!!!!
ド突いてやる(笑)
カチャッとドアノブを掴みカランカラーン・・・とドアを開けると・・・・。
はい、見事にいい香りしてません!!!!
中に入っていくと・・・・・・。
おいおいおい・・・・。
俺は深いため息。
これってギャグなの???喧嘩売ってんの???
俺だって暇じゃねーんだけど????
・・・・・・・。
カウンターの椅子に腰掛け、カウンターに伏せて・・・・。
寝てる女。
マジこのまま後ろからヘッドロックしてやろうか?
ったく・・・・。