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碧の島
第11章 異性を意識する時




俊也side



この前~・・・。


夕方、龍平と出掛けたのを見て・・・・・。



もしかしてこいつ等付き合ってんのかな????


って、・・・。


別にどっちでも良いけど!!!!



チラッとゲロ子をまた見ると・・・ゲロ子は何も言わず飯を食いまくる。



・・・・・・・・。



俺は最後の生姜焼きを・・・・・。



あ・・・・。



ゲロ子とバッティング。



一瞬2人で黙って生姜焼きを見て~・・・・。



「お前俺に持って来たんだったら譲れ・・・・・」


そう言うと・・・。


「だって凄く美味しかったんだもん(笑)じゃんけんしましょ????」


うぜぇ~・・・・・



俺は箸で生姜焼きを取って黙―――って自分の口に運び・・・・。



「あっ!!ズルい!!!」


何がだよッ・・・・


半分食って~・・・・。


ゲロ子の口に肉を押し込んだッ!!!!!



ゲロ子はビックリした顔で口をモゴモゴ・・・・。



俺は食い終えた皿を持って~・・・・。



「今度は龍平に食ってもらえよ!」


って・・・。


これじゃまるで俺がいじけてるみたいじゃねぇか!!!!!






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