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碧の島
第13章 親友菜々美




航side



昼間・・・・。


菜々美ちゃんを遺跡がある場所まで連れて行き海の中を散策・・・・。


振り返っても俊也と恵理ちゃんが来る事はなかった。


すると、菜々美ちゃんが一回上に上がりたいとジェスチャーをしてきたから一緒に上まで上がると船は少し先で翠の姿は見えなかった。


菜々美ちゃんはそこで一回マスクを外し・・・・。


船の方を見て、また俺を見て・・・・。


「凄く素敵な場所ですね・・・恵理には最適な場所だわ・・・・」


そう言ったんだ。


恵理には最適????


その言い方が気になった。


「何か恵理ちゃんはこういう場所で癒しを求めてたの???(笑)」


そう言うと、菜々美ちゃんは俺をジッと見つめ・・・・。


「恵理って・・・なんか変なこと言ってませんでした????」


????????


変な事????


「え???(笑)変な事~・・・・んー・・・初めて会った時うなされてたけど・・・・」


俺がそう言うと・・・菜々美ちゃんはため息をつき・・・・。



俺にこう言った。



「あの子・・・ちょっと心の病だから気を付けて・・・・」







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