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碧の島
第2章 離島の可愛い店と素敵な家




航さんは長屋の二階まで一緒に来てくれて玄関先まで荷物を運んでくれた・・・。


「んじゃ!!(笑)」


ッて、意外にも紳士的に・・・。


あっ・・・。


「あのっ・・航さん・・・」



一々・・またあの怖い人に聞きに行くのも嫌だし・・・。


航さんは振り返って・・・首を傾げ・・・。


「なに???(笑)」


・・・・・・・。


「あのー・・・あの、俊也・・・さんって~・・・」


・・・・・・・。


訳ありって言ってたけどそこは聞かず・・・。


「なんか飲食店経験者だって・・・伺ったんです・・・」


私がそう言うと航さんはニッコリ笑って・・・。


「あ~・・・俊也ね(笑)・・そうそう、アイツ都内の一等地でイタリアン経営してたんだよ(笑)」


えっ???


一等地で経営????


「今はもう後輩にその店贈与しちゃって、今はこの島でダイビングショップの店長(笑)店の話????」


・・・・・・・・。


何か・・・意外・・・・。


「あ、・・はい・・私お料理は好きだけど・・・何も経験がないので・・・・」



そう言うと・・・。



「んじゃ近いうち俊也に恵理ちゃんとこ行くよう言っとくね(笑)」



えっ?!





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