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碧の島
第3章 自分の名前
俊也side
あーーーあ・・・。
また昔の悪い癖。
女へのポイント稼ぎしちゃった。
もうそんなのいらねーのに・・・・。
ガチャガチャ・・と、鍵を開けると・・・・。
「あーーーー・・・俊也ぁ~・・腹減ったぁー・・・・」
・・・・・・。
靴を脱ぎ中に入って冷蔵庫にある卵を出し・・・。
「丼で良い???」
そう言ってアイコスを吸いながらフライパンを火にかけた・・・。
すると、航は顔を上げ・・・。
海苔玉丼がいい~・・・・。
(笑)
タイマーを掛けておいた炊飯器を開け・・・どんぶり3つに飯をよそった。
シンプルだけどそこに海苔をかけ・・・・。
温まったフライパンに6個の目玉焼きを焼き・・・・・。
「おい、・・・みそ汁温めろ・・・・」
俺がそう言うと・・・航がヨタヨタ来て・・・・。
「キク爺元気だった???」
俺の横でそう言って味噌汁を温め直す・・・。
「(笑)・・キク爺はいつでも元気さ・・・朝から歌ってた~・・・・」