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碧の島
第3章 自分の名前
恵理side
キク爺と朝ご飯を済ませ・・・。
私は家に一回戻って~・・・・。
化粧位・・・ちゃんとしようか。
鏡の前で顔を触って・・・。
ファンデーションを塗って・・・・。
・・・・・・・。
何カ月か前までは・・・毎日・・・・ちゃんとお化粧をし・・・。
お洒落をして・・・。
高いヒールを履いて・・・。
・・・・・・・。
イヤ・・・。もう・・・終わった話。
あ、・・今日お金下ろさないと・・・。
キク爺にATMの話をしたら、郵便局とJAで下せると・・・・。
役場の近くだって聞いたし、・・・役場に行って・・・帰りにお金を下ろして・・・。
その帰りに希子さんの所に寄って行こう・・・・。
お化粧を済ませ・・・。
小さなバックにお財布と携帯・・・・。
はぁ・・・。
何でこんな事に・・・。
身分証をバックに入れ・・・。
家を出た・・・・。