この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
碧の島
第3章 自分の名前
恵理side
役場まで歩いただけで・・・チョット汗。
中涼しいかな・・・。
意外とそんなに小さくない役場に入ると・・・・。
中では・・・何人ものお爺ちゃんやお婆ちゃんが涼んでいる(笑)
多分・・・涼んでいるだけ(笑)
カウンターの中に居るオジサンに・・・・。
「すいません・・・転入届を出したいんですが・・・・」
そう言うと・・・。
オジサンはニッコリ笑って・・・。
「キク爺のとこに越してきた子かな????(笑)」
あ・・・・。
もう知られてる???
(笑)
「はい・・・(笑)」
オジサンは態々カウンターから出て来て、・・・・・
「この紙に必要事項を書いていただいて・・・後は転出証明とか印鑑とか持ってきてますか????」
・・・・・あ・・・・・。
えっと・・・。
鞄から封筒を出し・・・。
「持って来たんですが・・・あの・・・・」
どうしよう。