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碧の島
第3章 自分の名前
下地課長side
真っ白な肌の・・・目がぱっちりした・・・綺麗な顔のお嬢さんは・・・。
今にも壊れそうな表情で・・・。
笑ってくれた。
そして私に頭を下げ・・・・。
「ご迷惑をおかけして、申し訳ありません・・・・・」
そう言ったんだ・・・・。
自分の娘と同じ年のお嬢さんがたった一人で東京からやって来た。
胸が潰されそうだった・・・・。
「・・・・顔を上げて・・・(笑)・・・何も迷惑じゃないですよ・・・・うちは大歓迎です・・・・」
そう・・・・。
大歓迎ですよ。
彼女は顔を上げ・・・・また壊れそうな表情で・・・・。
笑った・・・・。
そして、
「感謝しています・・・上地のキクお爺ちゃんにも・・・・課長にも・・・本当に感謝しきれない思いでいっぱいなんです・・・・」
・・・・・・・(笑)
大丈夫・・・・。
貴方はここで安心して暮らすと良い・・・。
「私も精一杯バックアップをさせて頂きます(笑)」