この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
碧の島
第5章 2人の男性
俊也side
あーーー・・・・。
焦った・・・。
扉を閉めあの女が触った肩を撫で・・・。
そのままギュッと・・・肩を掴んだ・・・。
俺は・・・。
あの・・・。
あの時から・・・。
女がダメだ。
どうでも良いのは別に何てことない。
でも・・・普通に話す相手や・・・どうでもよくないって言うか・・・そういう・・・。
欲求をぶつけるだけの相手じゃない普通の女には・・・。
もう触れない。
「はぁぁ・・・。」
ため息をつき階段を降りると、・・・下に一台の車。
?????・・・・あの車・・・・・。
って・・・。
俺がゆっくり階段を降り車を見ると、車から降りてきたのは漁師の龍平・・・・。
俺の事を妙に毛嫌いしてる奴。
俺の顔をジッと睨むようにして長屋の2階を眺め・・・・。
黙って助手席の扉を開け大きな箱を出した。
何コイツ、・・・もうあの女に目付けたの????
チラッと見て黙ってアパートの方に行こうとすると・・・・。
「恵理ちゃんに逢いに~????」
恵理ちゃんだと????(笑)
振り返って龍平を見ると、龍平はこっちも見ず車の扉を閉めた。
「お前だって逢いに来てんじゃん(笑)嫌な言い方すんなよ・・・・」