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碧の島
第6章 優しい人
俊也side
怒るなってぇ~・・・・。
一々ムキになる女だな~・・・・。
「ふーーーん・・・なに作れる???どんな風にしたいとかなんかあんの???」
ふぁーーーーっと煙を吐き言うと・・・・。
「簡単な定食的なものなら、・・・・そんな凝ったものは作れないから・・・・」
簡単な定食ねぇ・・・。
このお嬢様が~????
てかさ~・・・・。
「アンタ東京で何の仕事してたの?・・・・飲食系居た事ある?」
俺がそう言うと・・・・。
「飲食は・・・学生時代にアルバイトで・・・カフェとかでバイトした程度です・・・以前は・・・普通に会社員で働いていました・・・・。」
会社員ねぇ・・・。
「そっか!!!・・・んじゃさ、取りあえず店やるって事で~・・・定食屋って事で良い???酒は出す?」
カンターから降りそう言うと・・・・。
「あ・・・えっと・・・・あの~・・・全て私が決めて良いんですか???私・・・何も経験ないから・・・俊也さんは昔お店をやってたんですよね???・・・だったらなんか・・・意見とか・・・・。」
・・・・・・・。