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アリョーナの旅路
第1章 アリョーナの旅路
7月6日、アタシは一定の金額が貯まりまして気持ちが落ち着いたら、時給が高い西海岸の州へ移住をすることを決意しました。

アタシとボブさんとの仲は険悪になってしまいましたのでもはや修復は不可能でありました。

これ以上、ボストンにはいたくない…

ボストンを早く出たい…

今のアタシには、ボブさんと顔を合わせたくないと言う気持ちの方が強くなっていましたので、アタシはますますかたくなになっていました。

7月7日、ボブさんのいとこさんとカノジョの結婚式がビーコンヒルの中心部の小さな教会で行われました。

チャペルには、大学の友人知人たちがたくさん出席をしまして、ふたりの門出を祝っていました。

本来ならば、大学の卒業式の翌日に挙式披露宴を挙げる予定でありましたが、いとこさんの家のお父さまが大病で倒れましたので、いとこさんはお父さまの介護をするために、フィラデルフィアに帰ることになっていました。

いとこさんのカノジョは、ふたりきりで暮らしたいことを希望していましたが、いとこさんのお父さまの介護はできないと言いましてボストンに残ることになりましたので、フィラデルフィアとボストンで離ればなれの暮らしになってしまうのでありました。

ボブさんのいとこさんは、お父さまが大病で倒れた知らせを聞いた時、すごく悩んでいました。

ボブさんのいとこさんは、大学卒業間際になりまして父親が大病で倒れた知らせを聞いて、卒業まで在学をするのか1~2年間中断しまして父親の介護をするのかの決断を迫られていましたので、こんな時に父親が大病になるなんて…と残念そうな表情をしていました。

いとこさんのカノジョも、せっかく夢にまで見たスイートホーム暮らしが台無しになったので、カレと結婚をしてよかったのかどうかと思いましたので、カレとの結婚を見直そうかと思っていました。
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