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恋人たち 穢された初体験
第1章 囚われたカップル
「ま、待ってください。そんなことされても……」
困った。僕たちを助けてくれた人たちだ。土下座をさせておくわけにはいかない。しかたない。僕は、話だけでも聞くことにした。
「どんな役をやるんですか。できるような内容であれば……」
「そうか、やってくれるか」
監督はさっと顔を上げると目を輝かせた。
「まだやるとは言ってません。できることであれば考えてみる、ということです」
「うんうん、そうだよね。だったら二人ができるように設定を変えよう」監督は少し考え込んでから、「そうだ、二人は付き合っているんだよね。だったら二人の役は恋人同士ということにしてはどうだろう。二人の初めてのデートを撮るんだ」
「それなら確かに僕たちにもできるかも知れませんが、そんなんで作品になるんですか?」
「なるなる。ところで君たち、キスはしたことある? もしあるならキスシーンを入れよう」
僕は、答えていいか確認するために穂香ちゃんの顔を見た。穂香ちゃんは頬を染めながら小さく頷いてくれた。
「あります」
「よしよし。じゃあ、セックスの経験はあるかな?」
「セ、セックス! そんなのないです。あるわけないでしょ!」
僕は即座に否定した。いきなり出たエッチな言葉に、僕は激しく動揺した。穂香ちゃんも耳を真っ赤に染めて俯いている。
困った。僕たちを助けてくれた人たちだ。土下座をさせておくわけにはいかない。しかたない。僕は、話だけでも聞くことにした。
「どんな役をやるんですか。できるような内容であれば……」
「そうか、やってくれるか」
監督はさっと顔を上げると目を輝かせた。
「まだやるとは言ってません。できることであれば考えてみる、ということです」
「うんうん、そうだよね。だったら二人ができるように設定を変えよう」監督は少し考え込んでから、「そうだ、二人は付き合っているんだよね。だったら二人の役は恋人同士ということにしてはどうだろう。二人の初めてのデートを撮るんだ」
「それなら確かに僕たちにもできるかも知れませんが、そんなんで作品になるんですか?」
「なるなる。ところで君たち、キスはしたことある? もしあるならキスシーンを入れよう」
僕は、答えていいか確認するために穂香ちゃんの顔を見た。穂香ちゃんは頬を染めながら小さく頷いてくれた。
「あります」
「よしよし。じゃあ、セックスの経験はあるかな?」
「セ、セックス! そんなのないです。あるわけないでしょ!」
僕は即座に否定した。いきなり出たエッチな言葉に、僕は激しく動揺した。穂香ちゃんも耳を真っ赤に染めて俯いている。