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恋人たち 穢された初体験
第1章 囚われたカップル
「よし、これで主演女優、主演男優の準備ができた」
監督は、腕を組みながら満足そうに微笑んだ。
「こんなことしていいんですか。これは犯罪ですよ!」
「そうよ。警察呼ぶわよ!」
僕たちは、どうにかこの状態から逃れようと必死に身体を動かした。しかし、腕が自由にならない。
「二人とも若いだけあって元気だね。主役はそうでなくちゃ」
監督はニヤニヤしながら僕たちを眺めていた。
嵌められた。さっきまでいい人たちだと思っていたのにこんな形で裏切られるとは!
僕は悔しくて涙が出そうになった。
監督が穂香ちゃんの方へ近づいていった。赤いセパレートの水着しか身に着けていない穂香ちゃんの身体にじっとりとした熱い視線を這わす。
「いやらしい目で見ないでください!」
穂香ちゃんは身をよじって監督の視線から逃れようとした。
「それにしても本当に君、可愛いね。身体のラインもいい。とてもきれいだ。彼氏も素敵だし、きっといい作品ができるよ」
「嫌です。絶対、嫌。アダルトビデオなんて死んだって出ませんから!」
「死んだって出ない? 結構、結構。令奈ちゃん、元気なお嬢さんにメイクしてあげて」
監督は楽しそうに言うと、キッチンへタバコを吸いに行った。
「さて、俺も準備しなくちゃ」
雄太さんが照明のセットを始めた。
監督は、腕を組みながら満足そうに微笑んだ。
「こんなことしていいんですか。これは犯罪ですよ!」
「そうよ。警察呼ぶわよ!」
僕たちは、どうにかこの状態から逃れようと必死に身体を動かした。しかし、腕が自由にならない。
「二人とも若いだけあって元気だね。主役はそうでなくちゃ」
監督はニヤニヤしながら僕たちを眺めていた。
嵌められた。さっきまでいい人たちだと思っていたのにこんな形で裏切られるとは!
僕は悔しくて涙が出そうになった。
監督が穂香ちゃんの方へ近づいていった。赤いセパレートの水着しか身に着けていない穂香ちゃんの身体にじっとりとした熱い視線を這わす。
「いやらしい目で見ないでください!」
穂香ちゃんは身をよじって監督の視線から逃れようとした。
「それにしても本当に君、可愛いね。身体のラインもいい。とてもきれいだ。彼氏も素敵だし、きっといい作品ができるよ」
「嫌です。絶対、嫌。アダルトビデオなんて死んだって出ませんから!」
「死んだって出ない? 結構、結構。令奈ちゃん、元気なお嬢さんにメイクしてあげて」
監督は楽しそうに言うと、キッチンへタバコを吸いに行った。
「さて、俺も準備しなくちゃ」
雄太さんが照明のセットを始めた。