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恋人たち 穢された初体験
第2章 オンナの子のカラダ
「穂香ちゃん、見てごらん。穂香ちゃんの裸を見て大輔くんの身体があんなになってるよ」

監督が穂香ちゃんの顎に手をかけ、僕のほうに向けた。穂香ちゃんは、ちらっと僕の股間を見たとたん、

「嫌っ」

怯えるように目を逸らした。

「穂香ちゃん、だめだよ、ちゃんと見なくちゃ。これからあれが穂香ちゃんの中に入るんだから」

「ウソです。あんな大きいのが入るわけありません」

穂香ちゃんが頭を振って否定する。

「ウソなもんか。大輔くんのは年の割には確かに立派だけど、普通の大きさだよ。雄太なんかあれよりも二回りは大きいから」

「ウソ、ウソ、ウソ……」

「まあ、処女じゃ、信じられないのもしょうがないか。そうだ。初体験を迎える前に男と女の身体についての勉強をしよう。雄太、カメラは固定にして手伝ってくれないか」

「わかりました」

雄太さんは三脚を立てると、そこにカメラをセットした。ファインダーをのぞき、画角を調整する。

「OKです」

「じゃあ、令奈ちゃん、雄太、作戦会議をしよう」

三人は顔を寄せてひそひそ話を始めた。時々、チラチラ、いやらしい目で僕たちを見る。よからぬことを考えているのは明白だ。
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