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恋人たち 穢された初体験
第1章 囚われたカップル
そうしているうちに、空が黒い雲で覆われてきた。雨もポツリポツリと降ってくる。二人とも水着だから濡れるのは構わないが、嵐にでもなったらたまったもんじゃない。
そう思った矢先、空が光ったかと思うと、ゴロゴロという大きな音とともに、半端ない激しい雨が降ってきた。
「きゃっ」
穂香ちゃんが悲鳴を上げて頭を抱え込んだ。
まずい。このままじゃ本当に危ない。どうにかしなくちゃ。僕は、必死にオールを漕いだ。
「大輔くん、あそこに島が見えるわ!」
穂香ちゃんが、雨の隙間を指さした。確かに島影が見える。
「ひとまずあそこに避難しましょっ」
幸い潮の流れは、その島へと向かっていた。僕は、やっとの思いで、どうにかオールを操作すると、島の入り江にボートを入れることができた。そのままボートを浜に打ち上げる。
僕たちは島に上陸すると、流されないよう乗ってきたボートを砂浜へ上げ、とも綱を木に括り付けると、雨宿りができそうなところを探した。
そう思った矢先、空が光ったかと思うと、ゴロゴロという大きな音とともに、半端ない激しい雨が降ってきた。
「きゃっ」
穂香ちゃんが悲鳴を上げて頭を抱え込んだ。
まずい。このままじゃ本当に危ない。どうにかしなくちゃ。僕は、必死にオールを漕いだ。
「大輔くん、あそこに島が見えるわ!」
穂香ちゃんが、雨の隙間を指さした。確かに島影が見える。
「ひとまずあそこに避難しましょっ」
幸い潮の流れは、その島へと向かっていた。僕は、やっとの思いで、どうにかオールを操作すると、島の入り江にボートを入れることができた。そのままボートを浜に打ち上げる。
僕たちは島に上陸すると、流されないよう乗ってきたボートを砂浜へ上げ、とも綱を木に括り付けると、雨宿りができそうなところを探した。