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恋人たち 穢された初体験
第1章 囚われたカップル
「穂香ちゃん、こっち」
防風林の向こうに建物が見えた。そう言えば、沖にある島はどこかのお金持ちの別荘だと民宿の人が言っていた。きっとそれに違いない。僕たちは、激しさを増す雨の中、その建物を目指した。
近づくと建物は2階建てのおしゃれなロッジ風で、いかにもお金持ちの別荘という立派なものだった。
玄関にたどり着くと、僕は呼び鈴を押した。しばらく待ったが誰も出ない。ドアに手をかけてみたが、鍵が掛かっている。
「誰もいないみたいだ」
そう言ったとき、
ガチャ
中から鍵の開く音が聞こえた。ドアが開き、30歳くらいのきれいな女の人が顔を出した。
「どうしたの、こんなところで!?」
僕たちを見て驚いた顔をしている。
「ボートで遊んでたら流されて、この島に着いたんです。すみません、しばらく雨宿りさせていただけませんか」
「もちろん、さあ、中へ入って」
女の人は、僕たちを招き入れると、奥からバスタオルを出してくれた。
「これで身体を拭くといいわ」
「ありがとうございます」
僕たちは、濡れた身体を拭くと、肩から羽織るようにバスタオルをかけて別荘の中へと入った。
防風林の向こうに建物が見えた。そう言えば、沖にある島はどこかのお金持ちの別荘だと民宿の人が言っていた。きっとそれに違いない。僕たちは、激しさを増す雨の中、その建物を目指した。
近づくと建物は2階建てのおしゃれなロッジ風で、いかにもお金持ちの別荘という立派なものだった。
玄関にたどり着くと、僕は呼び鈴を押した。しばらく待ったが誰も出ない。ドアに手をかけてみたが、鍵が掛かっている。
「誰もいないみたいだ」
そう言ったとき、
ガチャ
中から鍵の開く音が聞こえた。ドアが開き、30歳くらいのきれいな女の人が顔を出した。
「どうしたの、こんなところで!?」
僕たちを見て驚いた顔をしている。
「ボートで遊んでたら流されて、この島に着いたんです。すみません、しばらく雨宿りさせていただけませんか」
「もちろん、さあ、中へ入って」
女の人は、僕たちを招き入れると、奥からバスタオルを出してくれた。
「これで身体を拭くといいわ」
「ありがとうございます」
僕たちは、濡れた身体を拭くと、肩から羽織るようにバスタオルをかけて別荘の中へと入った。