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僕がお仕置きされた理由 -×××で死ぬまで発情?!-
第1章 僕がお仕置きされた理由 -×××で死ぬまで発情?!-
……カズ……
またそんな事……
心の中で、小さく溜め息を漏らした時だった。
『……伊江』
え……
懐かしい声に驚いて、目を見開けば……そこにいたのは、ナツネ。
一糸纏わないその姿は、山引の背中から産まれた時のナツネそのものだった。
無駄のない、キュッと引き締まった体。
適度についた筋肉。
キリッとした切れ長の澄んだ瞳。整った顔立ち。
僕とそう変わらない年齢に見えるナツネは、どこか幼さが残っているにも関わらず、クールで大人びている。
無表情のまま……だけど僕をしっかりと捉え見下げた双眸には、どこか熱を秘めていた。
どうして、ナツネくんが……ここに……?