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復讐の味は甘い果実に似て
第3章 復讐への階段 ~明日香の告白~

わたしは自分の最寄り駅にもどってくると、ひかると別れて、そのまま自分のアパートへ戻ろうとした。
クリスマスを控えた駅前の商店街は赤と白のデコレーションでいっぱいだ。
本来なら心が湧きたつ光景のはずなのに、今のわたしには、やたらと気が重い。
さっさと帰ろう、と足を速めると、ポケットの中でスマホが振動した。
彼からのメールだ。
バイト代が入ったから一緒に飯食いにいこう、クリスマスディナーだ。俺んち集合。
彼からの夕食のお誘いだった。
いつもなら大喜びで乗るところだけど、復讐のことで頭を悩ませている状態では、テンションも上がらない。
だが、どっちにしても彼に話さないわけにはいかないのだ。
こんなことを彼に黙ってやってしまったら、浮気となにも変わらないじゃないか。
そう思うと、わたしはお誘いに乗ることを返信して、彼の部屋に向かった。
クリスマスを控えた駅前の商店街は赤と白のデコレーションでいっぱいだ。
本来なら心が湧きたつ光景のはずなのに、今のわたしには、やたらと気が重い。
さっさと帰ろう、と足を速めると、ポケットの中でスマホが振動した。
彼からのメールだ。
バイト代が入ったから一緒に飯食いにいこう、クリスマスディナーだ。俺んち集合。
彼からの夕食のお誘いだった。
いつもなら大喜びで乗るところだけど、復讐のことで頭を悩ませている状態では、テンションも上がらない。
だが、どっちにしても彼に話さないわけにはいかないのだ。
こんなことを彼に黙ってやってしまったら、浮気となにも変わらないじゃないか。
そう思うと、わたしはお誘いに乗ることを返信して、彼の部屋に向かった。

