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復讐の味は甘い果実に似て
第4章 背徳のなかで ~明日香の告白~
わたしは先輩に言われた通り、裸にバスローブだけを羽織ってベッドルームに戻った。
先輩も、すでにわたしと同じバスローブ姿でベッドの上に腰かけている。
恵梨が、臨戦態勢に入ってしまったわたしたちを見て、泣きそうな声をあげた。
「ねえ、こんなバカなこと、もう止めてよ! わたしが悪かったから! もう、絶対に浮気なんてしないから! ねえ、許して……お願い!」
恵梨が目に涙を浮かべて、先輩にすがりついた。
だけど、先輩は何も言わず恵梨を振り払うと、自分のバッグから1メートルほどのロープを取り出した。
先輩は恵梨に向かって手を出せ、と命じて、ロープで恵梨の手首を縛り上げた。
手を縛られながら、恵梨は嗚咽の混じった哀れな声をあげる。
「お願いだから、明日香に手を出さないで……セックスしたいなら、わたしがするから……」
「今さら戯言を言うな! そこの椅子に座って、黙って見てろ!」
先輩は、恵梨の言葉に耳を貸すこともなく一喝すると、椅子に座らせた。
そして、先輩は自分のバスローブの帯を解くと、わたしのバスローブに手をかけた。
「俊ちゃんはこんな人じゃない! こんなひどいことをできる人じゃない!」
「うるさい!」
先輩は恵梨の悲痛な言葉を無視して、わたしのバスローブを乱暴に脱がせると、そのままわたしをベッドに押し倒した。
わたしは先輩にされるがまま、裸に剥かれ、覚悟を決めて目を閉じた。
先輩も、すでにわたしと同じバスローブ姿でベッドの上に腰かけている。
恵梨が、臨戦態勢に入ってしまったわたしたちを見て、泣きそうな声をあげた。
「ねえ、こんなバカなこと、もう止めてよ! わたしが悪かったから! もう、絶対に浮気なんてしないから! ねえ、許して……お願い!」
恵梨が目に涙を浮かべて、先輩にすがりついた。
だけど、先輩は何も言わず恵梨を振り払うと、自分のバッグから1メートルほどのロープを取り出した。
先輩は恵梨に向かって手を出せ、と命じて、ロープで恵梨の手首を縛り上げた。
手を縛られながら、恵梨は嗚咽の混じった哀れな声をあげる。
「お願いだから、明日香に手を出さないで……セックスしたいなら、わたしがするから……」
「今さら戯言を言うな! そこの椅子に座って、黙って見てろ!」
先輩は、恵梨の言葉に耳を貸すこともなく一喝すると、椅子に座らせた。
そして、先輩は自分のバスローブの帯を解くと、わたしのバスローブに手をかけた。
「俊ちゃんはこんな人じゃない! こんなひどいことをできる人じゃない!」
「うるさい!」
先輩は恵梨の悲痛な言葉を無視して、わたしのバスローブを乱暴に脱がせると、そのままわたしをベッドに押し倒した。
わたしは先輩にされるがまま、裸に剥かれ、覚悟を決めて目を閉じた。