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復讐の味は甘い果実に似て
第4章 背徳のなかで ~明日香の告白~
 わたしは先輩に抱きかかえられて、バスルームからベッドまで運んでもらった。
 そのまま、ベッドの上で、わたしは先輩の首に手をまわし、キスをねだる。
 先輩はようやくわたしへの遠慮が薄れてきて、自らの欲望をぶつけるようにわたしの口に舌を差し入れて、わたしの舌を求めてきた。

 恵梨は、わたしたちがバスルームからでてくる気配を察して、わたしたちより先にベッドサイドの椅子に戻っていたようだった。
 まるで何も知らないかのような顔をして。

「んんっ……チュ……チュバ……。」
 わたしはわざと息を荒げ、先輩に激しく舌を絡めていく。
「なんで、明日香と俊ちゃんが、キスなんかしてんのよ……。」
 恵梨が泣きそうな声で、わたしに訴えてきた。

「今さら、キスくらいで何言ってんの? 恵梨ってば、さっき、わたしと俊介さんがバスルームでもっとすごいことしてるの、ずっと戸の隙間からガン見してたくせに。」
「見てない! 何も見てない! それに明日香に、俊介さんとか言われたくない!」
「……見てなくても、もう、わたしの顔を見れば、何してたかわかるでしょ? 俊介さんが、わたしで気持ちよくなってくれた証。」
 そう言いながら、わたしは恵梨に見せつけるように、頬にたっぷりと残った、塊のような白濁を指ですくって舐め取る。

「嫌あっ!……何で洗ってこないのよお。」
「だって、俊介さんの牡の匂いに包まれながら、これから、もっとすごいことをしてもらうから。」
「……嫌ああっ! もう、嫌あああ!」
 嫉妬に狂い、呪詛の言葉を吐き続ける恵梨を前にして、わたしの背中をサディスティックな興奮がゾクゾクと駆け抜けた。

 わたしは先輩の手を秘部に導き、とめどなくあふれ出てくる秘部の濡れ具合を恥ずかしげもなく確認させる。
「……ああ、俊介さん、早くください。俊介さんの生のちんぽ、そのまま明日香のおまんこに感じさせてほしいです……。」
 泣き出しそうな恵梨の前で、思いつく限りの淫らな言葉を紡ぎながら、わたしは先輩に挿入をねだった。

 そのまま、先輩がわたしの膣内にペニスを突き入れようとしたとき、恵梨が声をあげた。
「ええっ、ちょっと! 何やってんの! ゴムつけてよ! ダメだよ!」
 だが、先輩は恵梨の声に耳を貸すことなく、一気にわたしの膣内をペニスで貫いた。

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