この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第29章 チート系ヒロインは3次元にて恋をする
15時ーーー。


「新商品は前にも言ったけど、クリスマス前に向けて出すことになる。で、コンセプトとしては、恋人というよりはこの時期にも仕事を頑張っているサラリーマンやOLに仕事帰り、自分へのご褒美として手に取ってもらえたらなと思ってる。」


仕事中の課長はやっぱり、すごく素敵だなと思う。
ハキハキと話すのもしっかりと自分の意見を持っているのに、それを押し付けないところも上司として、信頼できるし頼りたくなる。

ーーー…すごく、好き。

ミツキさんへ抱いていた、ふわっとしたような感情じゃなくて、誰にも渡したくない、取られたくない、そばに居たいと明確な想いがある。


「商品の案としていくつか上げたいと思うけど、何がいい?」

「コンビニに売ってるもので、手に取りやすいものだとしたら、チョコ?」

「いや、チョコでもいいけど、それだとクリスマスじゃなくてバレンタインのイメージが強いかもしれない。」

みんなが出す意見を一つ一つ、ホワイトボードに書き出す。


クリスマス…独り身…仕事帰り…私なら…。


「佐倉は?」

課長が振り返って私を見る。


「私は一人でも食べやすいカットされたケーキにシンプルだけど、少しクリスマスも感じれる飾りがついてるものだと手に取ってみようかなと思います。ありきたりですけど、やっぱりクリスマスはケーキのイメージが強いので。それにケーキ屋だと時間によっては閉まってることもあるので。」
/290ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ