この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第32章 ミツキと康之
自分がこんなにも独占欲強くて嫉妬深いってことを初めて知った。
しっかりしろ!
と、喝を入れてミーティングを行う。
ミーティング中は余計なことを考える暇もなく商品開発のために意見を出し合う。
クリスマスの3日前から販売を開始する予定だから、一ヶ月前には製品として完成をさせたい。
後、一ヶ月しかない。
「佐倉は?」
そう聞けば一瞬考えたのち、しっかりとした意見を述べる。
さっきは泣きそうになってたのに、そんな素振りを全く見せることなく……。
しかもクリスマスらしい当たり前の意見でチームの全員に異論はなかった。
佐倉はやっぱりすごいな。
チームに入れて良かった。
♢♢♢♢♢
会議前にあんな接し方をしてしまい、終わってからは後悔をした。
一瞬だけ見た佐倉の動揺した顔が忘れられない。
『こんばんは』
平日にネトゲにログインすることはほとんどない。
けれど、何となくソラさんと話したい。
会えればいいなという理由でログインしたら、偶然にもソラさんがいて、それがすごく嬉しい。
ソラさんは自分の意見をきちんと持っていて、でも意外と不器用なところもあって、話せば話すほど佐倉を思い出す。
しっかりしろ!
と、喝を入れてミーティングを行う。
ミーティング中は余計なことを考える暇もなく商品開発のために意見を出し合う。
クリスマスの3日前から販売を開始する予定だから、一ヶ月前には製品として完成をさせたい。
後、一ヶ月しかない。
「佐倉は?」
そう聞けば一瞬考えたのち、しっかりとした意見を述べる。
さっきは泣きそうになってたのに、そんな素振りを全く見せることなく……。
しかもクリスマスらしい当たり前の意見でチームの全員に異論はなかった。
佐倉はやっぱりすごいな。
チームに入れて良かった。
♢♢♢♢♢
会議前にあんな接し方をしてしまい、終わってからは後悔をした。
一瞬だけ見た佐倉の動揺した顔が忘れられない。
『こんばんは』
平日にネトゲにログインすることはほとんどない。
けれど、何となくソラさんと話したい。
会えればいいなという理由でログインしたら、偶然にもソラさんがいて、それがすごく嬉しい。
ソラさんは自分の意見をきちんと持っていて、でも意外と不器用なところもあって、話せば話すほど佐倉を思い出す。