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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第33章 甘くて……苦い……
「稲葉は甘いもの苦手すぎるんだよ。一般的の男性ならこれくらいでも平気じゃない?」

「ん、俺も甘いのはそんなに得意じゃないんですがこれは大丈夫そうです。佐倉は?」

「……私、甘党なので、こっちの女性向けは丁度良いです」

すごく甘いわけじゃないから、万人ウケするとは思う。
土台がこの甘さならトッピングとなるものは酸味があっても良さそうかな。

「男性向けの方はこれくらいのものと、甘いものが苦手だという方のためにもう少しビターなものがあってもいいかも」

課長のためではないけど、ただ一種類だけじゃなく、何種類かあってもいいかなと思う。

「その場合、女性向けはもう少し甘くして、対を楽しむのもいいかな」

ほぼ独り言のように分析していた。
気づいた時にはチームメンバーがじっと見ていた。

「俺も佐倉さんの意見に賛成。2種類のケーキセットを用意するのはいいかもな。万人ウケするものと甘いものが好きな女性、甘いのが苦手な男性用のセットは意外と売れるかもしれないな」

課長が無意識なのか意識的になのか私の頭を撫でた。
久々にされた課長のその癖は私の心臓を鷲掴みにする。


「課長……何やってんすか」

「稲葉のその頭撫でる癖、昔から変わらないな」

浅倉主任が苦笑いしながら言った。
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