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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第45章 一緒がいい……
そんな彼に私はたぶん、残酷なことを言おうとしている。

「一緒がいいです……」

「ん? 一緒? 」

「だから……寝るの、一緒がいい」

普通ならこういうときはもっと可愛く言えたりするものだろうけど、生憎……私は甘えることが苦手な方。
それは昔の経験からわかってる。
だから彼氏にですら「可愛げない」とか言われちゃうんだろうけど。


「……彩華の照れた顔、好き」

そう言うと触れるだけのキスをする。

「……言ってることがたまにエロいのも好き」

再びキスを落とす。

「俺も男だし、甘えられる方が好きだけど」

そこまで聞いてやっぱりね、と思ってしまう。
年上の彼氏だし、余計にそうだよね。
だけど、急に望むようには変えられない。

「控えめに恥ずかしそうに甘える彩華がすごく可愛いし、すごく愛おしい」

そう言われ、本当に慈しむような目で見られるから、どうしようもなく、この人が好き! って気持ちが溢れ出る。

「そんなこと言ってくれるの……康之さんだけです」

伸ばした腕を彼の首元へクロスにするようにして抱きついた。

ヤバいーー。
こんなに、好きになるとは思わなかった。

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