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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第45章 一緒がいい……
目が覚めると隣で静かに寝息を立てている愛おしい人。
腕枕なんてほとんどしたことないけど、辛さとかは全く感じない。
空いてる方の手で髪をゆっくりと撫でる。
柔らかくて触り心地が良い。
色白で整った顔立ち。

でも寝顔は少しだけ幼い?

俺の方を向いた体勢で寝ているから、首元から僅かにその中というか下?が見えてしまう。
仕事中はスーツかスーツに近い服だから、気づかなかったし、いくら何でもソコに集中して見てるわけじゃない。

個人的にはないよりは多少はある方がいい。
俺的に丁度良い。
触ったら……起きちゃう?

枕元の時計を見れば、4時半ーー。

起きるのにはまだ早いか。
でも昨日から我慢してるから、目の前の誘惑に勝てそうにない。

彰が彩華の注文した最後の酒をいつもよりアルコール多目で作るなんて余計なことをしてくれたもんだから、意識飛ぶまではいかなくてもそこそこ酔ってたと思う。
それなのにうちに来てからまた酒飲んだから、けっこう酔いが回ってた筈だと思って無理させたくないし……俺は我慢する方を選んだ。

キスだけでも、意外と満足できた……気はする。
彩華がそれだけであんな反応見せるなんて思いもしなかったし。
首、厳密に言えば首筋より上しか触ってないのに、エロい声が聞けて、それなりに満足だった。
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