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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第47章 リア充でもネトゲはやめられない
『こんばんは、ソラさん』



相変わらず…ミツキさんは可愛い…中身の人が例え男の人だとしても丁寧な口調と視覚的に見るキャラクターのせいで、きゅんってなる。


『今日は平日なのにミツキさんが来るなんて珍しいですね? 』

『たぶん…一瞬の中毒なんです。自分でもヤバいなとは思うんですけどね』

『わかります! 僕も同じく中毒なので』

『どんなに忙しくてもここに来れば癒されるから』

ミツキさんが前にリアルで好きな人がいるって言ってたときに、"自分の立場上"みたいなことを言ってた。
恐らく、会社の中でも地位のある人。中の人が女の人だと思ってたからバリバリのキャリアウーマンを想像したけど、男の人なら何となく納得。
課長を見てて、仕事中は本当に忙しくしている。
営業職なのもあるだろうけど。内勤と外回りの両方をこなすときがあるんだから、そりゃあ忙しいだろうなと思う。

『その気持ちわかります。僕はそうでもないんですけど、職場の人を見てて、たぶんミツキさんもそうなのかなって』

あー、自分でも何言いたいのかよくわからない。
ミツキさんと課長を重ねて見てしまう……。
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