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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第50章 遅くなったクリスマス
彩華が風呂に入るのを確認してから、ソファへ倒れこむ。
前回(初めて彩華との行為で舞い上がってやや暴走)のことを反省して今日はもっと優しくしようと思ったのに、思わずこんなところでがっつきそうになった。
彩華があまり経験なくて、それが妙に男心を擽るというか…俺色に染めたいなんて気色悪いことまで考えてしまう。

今までがヤレればいいや、くらいにしか思ってなかったから、こんな気持ちになるのは初めてでーー自分がこんなに責めたいタイプだとは前回まで知らなかった。

何度も何度もキスすれば、それだけで目元に涙浮かべちゃうし、恥ずかしがって手で顔を隠す仕草とか、脱がせば絶対に目を合わせてくれないところとか、最初は控えめなのにだんだんと快楽へと溺れていくところとか、ホント男(というか俺)を悦ばせるのが上手い。

前に見た彩華のエロい顔とか、触れた熱とかを鮮明に思い出してしまい、下腹部あたりが反応を始める。
彩華が出てくるまでに鎮めなきゃと思い、違うことを考えようとするけど、思い出すのは彩華の色気のある顔と控えめだけど艶のある声。

「早く、ヤリてえ…」

そう呟いた後すぐに彩華が風呂から上がってきた。
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