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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第50章 遅くなったクリスマス
コーヒーとケーキとチキンをテーブルに置いてソファで並んで座る。
「それじゃ遅くなったけど、メリークリスマス」
「メリークリスマス」
何年かぶりに彼氏と祝うクリスマス。
それだけで少しワクワクしてしまう。
「ケーキ美味しいな」
課長はビターなチョコレートケーキ。試食のときに食べたけど、かなりの大人な味。私はそれに対して少し甘めなショートケーキ。ただ甘いわけじゃなくて、クリームを2種類使ってるから甘すぎなくて、食べやすい。
この二つをペアにしたのは苦味の強いチョコケーキを食べた後にやや甘いショートケーキでうまく中和されること。
いわゆる、ケーキをシェアできる関係の人と一緒に食べてねという狙いもある。
「彩華」
課長に呼ばれて「はい? 」と返事をしたところにケーキを口に入れられた。
甘党な私には苦い…… けどこれも美味しい。
すぐに自分のケーキで味を中和させる。
「康之さん…あーん…」
「あ、彩華サン? それは…」
「もうっ! 私も恥ずかしいのは承知です! 」
そう言うと素直に口を開ける。
そこへショートケーキを入れた。
「チョコケーキを食べた後のショートケーキは甘さはそんな感じないけど、苦味が緩和されていくね。このペアは丁度良い」
恥ずかしがった割にいつもみたいに分析するから思わず笑いそうになった。
「それじゃ遅くなったけど、メリークリスマス」
「メリークリスマス」
何年かぶりに彼氏と祝うクリスマス。
それだけで少しワクワクしてしまう。
「ケーキ美味しいな」
課長はビターなチョコレートケーキ。試食のときに食べたけど、かなりの大人な味。私はそれに対して少し甘めなショートケーキ。ただ甘いわけじゃなくて、クリームを2種類使ってるから甘すぎなくて、食べやすい。
この二つをペアにしたのは苦味の強いチョコケーキを食べた後にやや甘いショートケーキでうまく中和されること。
いわゆる、ケーキをシェアできる関係の人と一緒に食べてねという狙いもある。
「彩華」
課長に呼ばれて「はい? 」と返事をしたところにケーキを口に入れられた。
甘党な私には苦い…… けどこれも美味しい。
すぐに自分のケーキで味を中和させる。
「康之さん…あーん…」
「あ、彩華サン? それは…」
「もうっ! 私も恥ずかしいのは承知です! 」
そう言うと素直に口を開ける。
そこへショートケーキを入れた。
「チョコケーキを食べた後のショートケーキは甘さはそんな感じないけど、苦味が緩和されていくね。このペアは丁度良い」
恥ずかしがった割にいつもみたいに分析するから思わず笑いそうになった。