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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第50章 遅くなったクリスマス
それにしてもーーと課長が私の方へ向く。
「何、可愛いことしてくれてんの? 」
ケーキを食べ終えた彼はじっーと見ながらさっきのことを蒸し返す。
やってみたかっただけなんです!!
ちょっと憧れがあったんです!!
と言いたかったけど口を塞がれてしまい、それは言葉にならなかった。
口の中にケーキの苦味が広がっていく。
口内を侵しながら胸元へ手が添えられる。
「…んぅっ」
やっぱりキスだけでも気持ちいいーー。
課長へ身体を委ねかけたとき……「あー、ダメだ」と言葉が聞こえた。
「…ダメって…? 」
「前にがっつきすぎたから、今日はもっと優しくしようと思ったのに、またがっつきそうになった」
「……それはそれでいいんですけど…」
どうやら私は"M属性"だということを初めて知った。
激しいのとか独りよがりとか苦痛に近いものがいいとかではない。課長のように優しさのある責め方は感度を高めていく。
だから、課長にがっつかれるのは好き。
「……煽るの禁止」
そう言ってキスされたかと思ったら、脇の下と膝裏に手を差し込まれ……お姫様抱っこをする。
そのまま寝室へと向かい、ベッドの上にゆっくりと降ろされた。
リビングからの僅かな明かりのみの暗い部屋のベッドで向き合ってるとドキドキが加速していくーー。
「何、可愛いことしてくれてんの? 」
ケーキを食べ終えた彼はじっーと見ながらさっきのことを蒸し返す。
やってみたかっただけなんです!!
ちょっと憧れがあったんです!!
と言いたかったけど口を塞がれてしまい、それは言葉にならなかった。
口の中にケーキの苦味が広がっていく。
口内を侵しながら胸元へ手が添えられる。
「…んぅっ」
やっぱりキスだけでも気持ちいいーー。
課長へ身体を委ねかけたとき……「あー、ダメだ」と言葉が聞こえた。
「…ダメって…? 」
「前にがっつきすぎたから、今日はもっと優しくしようと思ったのに、またがっつきそうになった」
「……それはそれでいいんですけど…」
どうやら私は"M属性"だということを初めて知った。
激しいのとか独りよがりとか苦痛に近いものがいいとかではない。課長のように優しさのある責め方は感度を高めていく。
だから、課長にがっつかれるのは好き。
「……煽るの禁止」
そう言ってキスされたかと思ったら、脇の下と膝裏に手を差し込まれ……お姫様抱っこをする。
そのまま寝室へと向かい、ベッドの上にゆっくりと降ろされた。
リビングからの僅かな明かりのみの暗い部屋のベッドで向き合ってるとドキドキが加速していくーー。