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第50章 遅くなったクリスマス

「…んぅぅぅぅッ！あ、やんッ」

クリを舌で舐めながら時折ちゅうと吸い付くと愛液が溢れてくる。それを丁寧に舐めとり中への侵入口を舌先で弄る。この前はこうなる前に中へ挿入したけど、今日は彩華から言わせたいという俺の中にあるS属性が焦らす行為に出る。
クリ以外の場所も舌で愛撫していく。股関節の内側、膝裏…彩華の性感帯を探す。

「はぁ、んぅッ…あああああ！！」

下腹部あたりを舐めながら愛液で濡れてるところに指を入れる。彩華の中を堪能するのもいいけど、そろそろ俺も我慢の限界。

「彩華…どうして欲しいか言って…」

指はそのままで何度かキスを落としながら言わせたいことを誘導する。

「んぅ…どうして…ほしい？ あああ、やぁ、んッ」

「言わないとこのままだよ」

言わせたい気持ちのが今は強くて俺自身は意外と我慢が出来ている。彩華を責めながら言葉でさらに責める。

「このままでいいの？ それとも言わないならここでやめる？ 」

もちろんそんなことはしないけど。
彩華はぎゅっと抱きついてきて耳元で高揚した息遣いで言う。

「康之さんが…欲しい…もう、挿れて…ッ」

上ずった声とか、息とか密着したところから感じる汗ばんだ肌とか何もかもがエロくて彩華が好きだって言った声で耳元に囁く。

「よくできました」