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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第52章 彼氏と彼氏の友達
「康之くんと彩華ちゃん、前に会ったときとはだいぶ雰囲気変わったね。バッサリと彼氏じゃないって言い切った彩華ちゃんを潔すぎて素敵とか思ったけど…その時よりも可愛くなった」
「優梨奈さんッ! その話はもう…やめてください」
それからは結婚式を挙げてない彰さんと優梨奈さんの結婚祝いをやったりしながら、楽しい雰囲気の飲み会が続いた。
「まーまー? 」
ツンツンと服を引っ張る目がクリクリの可愛い女の子が下から見上げるようにして見ていた。子供の目は澄んでいるっていうけど、まさにその通り。キラキラした目で見上げられて花ちゃん(姪っ子)以来の幼児にきゅんと心を奪われた。
「こら、夏奈(なな)その人はママじゃないぞ? 」
一人の男性が慌ててこちらへ来たかと思ったら夏奈ちゃんと呼ばれた子供を抱き上げた。
「和史か、久しぶりだな。そういえば今日奥さん来てないの? 」
課長が周りを見渡しながら、目の前の男性に聞く。
「来てないよ。二人目妊娠中で悪阻が酷いからさ」
「まま、ちがう? 」
抱っこされた夏奈ちゃんが見下ろしながら言う。
純粋すぎる淋しそうな目で見られて、和史さんにちょっとだけ聞いてみた。
「あ、あのっ、抱っこしてもいいですか? 」
「どうぞ」
私は立ち上がって、夏奈ちゃんに両手を広げて"おいで"のポーズをした。
すると夏奈ちゃんの顔がぱあっと明るくなって私の方へくる。
「優梨奈さんッ! その話はもう…やめてください」
それからは結婚式を挙げてない彰さんと優梨奈さんの結婚祝いをやったりしながら、楽しい雰囲気の飲み会が続いた。
「まーまー? 」
ツンツンと服を引っ張る目がクリクリの可愛い女の子が下から見上げるようにして見ていた。子供の目は澄んでいるっていうけど、まさにその通り。キラキラした目で見上げられて花ちゃん(姪っ子)以来の幼児にきゅんと心を奪われた。
「こら、夏奈(なな)その人はママじゃないぞ? 」
一人の男性が慌ててこちらへ来たかと思ったら夏奈ちゃんと呼ばれた子供を抱き上げた。
「和史か、久しぶりだな。そういえば今日奥さん来てないの? 」
課長が周りを見渡しながら、目の前の男性に聞く。
「来てないよ。二人目妊娠中で悪阻が酷いからさ」
「まま、ちがう? 」
抱っこされた夏奈ちゃんが見下ろしながら言う。
純粋すぎる淋しそうな目で見られて、和史さんにちょっとだけ聞いてみた。
「あ、あのっ、抱っこしてもいいですか? 」
「どうぞ」
私は立ち上がって、夏奈ちゃんに両手を広げて"おいで"のポーズをした。
すると夏奈ちゃんの顔がぱあっと明るくなって私の方へくる。