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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第17章 課長の好きな人?と彼女役の練習
「かーー…。」
課長と声をかけるより早く、課長の隣に立った女性。
「稲葉、久しぶりだね。」
「浅倉か。久々だな。」
商品開発部の浅倉主任。
課長と同期でバリバリのキャリアウーマン。
背も高くスラッと伸びた手足、パンツスーツをカッコよく着こなす女性。
たしか課長と同じ年。
昨日言っていた課長の言葉を思い出す。
あれってーー…浅倉主任のこと?
目の前の二人を見て、お似合いだなと思う。
課長の想い人…私にしたみたいなことを彼女にもしたいのかな。
練習って言ってたし、別に落ち込むわけでもないけど、何だろう?
何かモヤっとする……。
イヤホンをつけ、ミツキさんに教えてもらった曲をいつもよりほんの少しだけ音量上げてかけた。
ミツキさんに会いたいなあ。
早く金曜日になればいいのに……。
課長たちの後ろを歩いてるのが嫌で早歩きで気付かれないように通り過ぎる。
会社へ着くとしばらくして課長が来た。
一瞬だけ目が合ったーー…。
けど、思わず逸らしてしまったーー…。
課長と声をかけるより早く、課長の隣に立った女性。
「稲葉、久しぶりだね。」
「浅倉か。久々だな。」
商品開発部の浅倉主任。
課長と同期でバリバリのキャリアウーマン。
背も高くスラッと伸びた手足、パンツスーツをカッコよく着こなす女性。
たしか課長と同じ年。
昨日言っていた課長の言葉を思い出す。
あれってーー…浅倉主任のこと?
目の前の二人を見て、お似合いだなと思う。
課長の想い人…私にしたみたいなことを彼女にもしたいのかな。
練習って言ってたし、別に落ち込むわけでもないけど、何だろう?
何かモヤっとする……。
イヤホンをつけ、ミツキさんに教えてもらった曲をいつもよりほんの少しだけ音量上げてかけた。
ミツキさんに会いたいなあ。
早く金曜日になればいいのに……。
課長たちの後ろを歩いてるのが嫌で早歩きで気付かれないように通り過ぎる。
会社へ着くとしばらくして課長が来た。
一瞬だけ目が合ったーー…。
けど、思わず逸らしてしまったーー…。