この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第18章 プロジェクトチーム
しばらくして、業者さんらしき男性が来た。
「稲葉さんですか。」
「はい。稲葉は手が離せないそうで代理ですが。」
「話は伺ってるのでこのままお預かりしますね。詳細は後ほど連絡するとお伝え下さい。」
「はい。わかりました。」
鍵をその男性に渡し、発車するのを見届けてから食堂へ向かった。
食堂のいつもの席でお弁当を食べていると課長がやって来た。
「さっきはありがとう。助かったよ。」
「…事務の仕事じゃないですからね。」
怒ってもないし、そんなこと思ってもないけどちょっとだけ意地悪してみたくてそう言うと「すいません。」と目の前で謝っていた。
「ちょ、課長! 冗談ですよ。そんなこと思ってません。」
上司に素直に謝られて焦ったのは私の方。
「知ってる。彩華はそんなことで怒んないし。」
食堂には他にも人がいるのに普通にサラッと名前呼び。
更に焦る…。
「お弁当いつも自分で作ってるの?」
「はい。一人暮らし始めた学生の頃から。」
「すごいね。俺も長年一人暮らしだけど、料理なんで一切できないよ。洗濯とか掃除は好きなんだけどね。」
スーパーダーリンの弱点を発見した気分。
「稲葉さんですか。」
「はい。稲葉は手が離せないそうで代理ですが。」
「話は伺ってるのでこのままお預かりしますね。詳細は後ほど連絡するとお伝え下さい。」
「はい。わかりました。」
鍵をその男性に渡し、発車するのを見届けてから食堂へ向かった。
食堂のいつもの席でお弁当を食べていると課長がやって来た。
「さっきはありがとう。助かったよ。」
「…事務の仕事じゃないですからね。」
怒ってもないし、そんなこと思ってもないけどちょっとだけ意地悪してみたくてそう言うと「すいません。」と目の前で謝っていた。
「ちょ、課長! 冗談ですよ。そんなこと思ってません。」
上司に素直に謝られて焦ったのは私の方。
「知ってる。彩華はそんなことで怒んないし。」
食堂には他にも人がいるのに普通にサラッと名前呼び。
更に焦る…。
「お弁当いつも自分で作ってるの?」
「はい。一人暮らし始めた学生の頃から。」
「すごいね。俺も長年一人暮らしだけど、料理なんで一切できないよ。洗濯とか掃除は好きなんだけどね。」
スーパーダーリンの弱点を発見した気分。