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⊥の世界
第8章 夫
「いやぁ、やめてっ、やめてぇえ。」
「嫌がるわりには濡れてきやがって。」
「お前、自分のチンコ見て言えよ。」
「うわぁ、こいつ処女だったんじゃん。血濡れとか、マジ萎えそう。さっさと出しちまうわ。」
失われた。そのショックで、抵抗する気は失せていった。
顔を背けるとえりが見えた。
「えりちゃんの口、マジで気持ちいいわ。」
「下のお口もよくなってきたよ?」
1人の先輩が床に寝そべり、えりは上に跨がらされ、リーダー格の先輩がえりの頭を掴み揺さぶっていた。
羽交い締めにしていた先輩はもう押さずにいて、怪しい機械を両手に持って、えりの乳房と股関に宛がいながら、えりの腰を揺さぶっていた。
えりの表情はリーダー格の先輩の影になり見えないが、その腕はリーダー格の先輩の腰に巻き付いていた。
えりはこの状況を受け入れている。
そう感じた。
ほぼ同時に私の揺れが止まり、ナカに熱が広がっていった。
「あ~、マジ萎えるわ。俺、シャワー借りるね。」
覆い被さる熱がなくなり脚を解放された。
もう嫌だ。
思うのに体に力が入らず、背中にいた先輩が前にきて私の脚を担ぎ直す。
また犯されるんだ。
気力もなく、感情もなく事実を受け止めた。
えりがブルブルと震えて崩れ落ちると、四つん這いにされ、リーダー格の先輩が背後に回り、えりの腰を掴む。
機械を持っていた先輩が、前に回りえりの顔が見えなくなる。
えりの顔は上気して惚けていたが、涙や苦痛の色は見えなかった。
二人に挟まれて腰を打ち込まれてえりが揺さぶられていく。
寝そべっていた先輩が起き上がる頃に、ズズッと私のナカに何かが入ってきた。
「そっちはどう?」
えりの下にいた先輩もシャワーに向かうようで、通りすがりに見下ろされた。
「なんか反応薄すぎて、抱き人形みたいだ。」
「そういう時、フェラさせない方がいい。突然意識戻って噛み付かれるからな。」
私を貫く先輩が、私の乳房を押さえつけて腰を振る。異物感しかないその行為に私は意識を手放した。