この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
⊥の世界
第1章 ⊥の世界
「いや、いや、いや~」
「いやよ、いやよも、好きのうちって、」
「ほらほら、力抜いて~、気持ちよくなっちゃおう?」
「えりちゃん見てみなよ、最初は嫌がってたのに、今はアヘアヘだよ?」
先輩達が、顎で示す方を見れば、えりは真っ赤な顔をしながら、他の先輩達にしなだれかかり、身体を好きに貪らせている。
私と同じように、後ろから羽交い締めにする先輩に胸をはだけさせられ、ブラごと揉みしごかれている。
もう1人が、えりの脚を肩に担いで開き、その間に顔を埋めている。
確かに先輩達が言うように、えりはもう抵抗していない。お酒とそれに入れられたという薬のせいか、目は潤み、全身をピンク色に染め、
もう1人の先輩がえりの横に立ち、ズボンから取り出したものに顔を向けていた。
「えりちゃん、フェラしてよ、したことある?」
「ない…です。」
「じゃあ、教えてあげるからさ。舌を出して?」
えりは拒否もせず口をあけて舌を出した。
「まずは、そのままじっとしてて。」
その先輩は、えりの伸ばした舌先に、自身をちょこんと乗せる。
えりが拒まないのを確認して、おもむろにズボンとトランクスを脱ぎ出した。
男の人のあそこなんて見たことのない私には、不気味にしか思えなかった。
肌の色と違う赤黒い皮膚、上を向いた刀のようなグロテスクな形、
今の状況に怯えていることも含め、その凶器のようなものが、私の脳裏に強く焼き付いた。
えりとエッチな話をしたことはないけど、彼氏がいたとか聞いたこともないし、多分、えりだって初めてのはず。
薬のせいとはいえ、拒むことができるその行為を受け入れていた。
「あ~、えりちゃんの舌気持ちいいよ。柔らかくて、吸い付いてきて。
段々慣れてきたんでしょ?好きに舐めていいよ。
そしたらこいつらが、もっとえりちゃんのこと気持ちよくしてやるから。」
立っている先輩がこの中では年長で、その言葉を受けてえりを捕まえている二人がはたと我に返り、えりに襲いかかる。
ブラウスもブラも剥がされ、フレアースカートは腰まで上げられ、ストッキングとショーツがまとめて引き抜かれた。
「ああん。」
えりの甲高い声が部屋に響き、皆がえりを見る。
羽交い締めにしていた先輩が、えりの乳首をキュッと摘まみあげたのだ。