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レディー・マスケティアーズ
第9章 アラミス ――三軒茶屋 木庭浩一のマンション
「あっ、ああっ、ぐるぐる回るう!」
菜緒美は白い首筋をこちらに向けると、恥骨を高々と上げて、大きくのけぞった。肩で息をしながら、浩一が女を見下ろした。
「どうだい? ご満悦か?」
女は体をひくひくさせるだけで、電池の切れた人形のように動かない。
思い知ったか。さすがのこの女も、おれの一物がお気に召したようだぜ。
「こら、こら、浩一。そんな演技に騙されてどうする。なかなかの見物だったが、この女が、あれくらいで昇天するものか。よし。今度はおれの番だな」
にんまりした茂が、グロテスクな一物をぶらぶらさせながら、奈緒美の小顔に舌を這わせた。
「若いだけが取り柄の甥っ子と、硬さで張り合うのも馬鹿馬鹿しい。さあて、何を使うかな」
茂は、部屋に備え付けた小道具を一つ一つ手に取った。さるぐつわ、首輪、革紐、拘束ロープ。こんなものじゃあ生ぬるい。ほかに何かないか。ペニスベルト、小型浣腸器、電動式バイブレーター……。
「よし、これがいいだろう」
茂は、お気に入りの道具を両手に抱え、奈緒美の正面に立った。
「さあ、お姫様。これが何だかわかるか? まずこの二本は、こけし型ディルト。かわいいだろう? それとこっちが、イギリス製の最新型バイブレーターだ。振動機能は七段階もある。お姫様のお好みは最強レベルかな」
茂がスイッチを入れると、紫色のバイブレーターから「ドクッ、ドクッ」という低い電気音が響いた。
菜緒美は白い首筋をこちらに向けると、恥骨を高々と上げて、大きくのけぞった。肩で息をしながら、浩一が女を見下ろした。
「どうだい? ご満悦か?」
女は体をひくひくさせるだけで、電池の切れた人形のように動かない。
思い知ったか。さすがのこの女も、おれの一物がお気に召したようだぜ。
「こら、こら、浩一。そんな演技に騙されてどうする。なかなかの見物だったが、この女が、あれくらいで昇天するものか。よし。今度はおれの番だな」
にんまりした茂が、グロテスクな一物をぶらぶらさせながら、奈緒美の小顔に舌を這わせた。
「若いだけが取り柄の甥っ子と、硬さで張り合うのも馬鹿馬鹿しい。さあて、何を使うかな」
茂は、部屋に備え付けた小道具を一つ一つ手に取った。さるぐつわ、首輪、革紐、拘束ロープ。こんなものじゃあ生ぬるい。ほかに何かないか。ペニスベルト、小型浣腸器、電動式バイブレーター……。
「よし、これがいいだろう」
茂は、お気に入りの道具を両手に抱え、奈緒美の正面に立った。
「さあ、お姫様。これが何だかわかるか? まずこの二本は、こけし型ディルト。かわいいだろう? それとこっちが、イギリス製の最新型バイブレーターだ。振動機能は七段階もある。お姫様のお好みは最強レベルかな」
茂がスイッチを入れると、紫色のバイブレーターから「ドクッ、ドクッ」という低い電気音が響いた。